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オープンハウスとは、売出中の物件を自由に内覧できるイベントのこと。戸建て住宅かマンションかを問わず、また、新築か中古かを問わず、その物件を所有する不動産会社等が主催して行う販売促進イベントです。通常、オープンハウスの物件内には不動産会社等の社員が滞在し、見学に訪れた方々に対して住宅の魅力を説明します。
「現地内覧会」「現地販売会」「現地見学会」などと呼ばれます。
モデルハウスとは、販売予定の住宅をイメージした宣伝用住宅のこと。その住宅に興味のある方々に向けて実物大の宣伝用住宅を体感してもらうことがモデルハウスの目的です。オープンハウスと違いは、その物件自体を販売することが目的ではない点です。
一般的に、モデルハウスの見学には予約が必要。予約当日、モデルハウスを管理する不動産会社等の社員が同行し、外観や内観などを見学する流れとなります。
なお、モデルハウスは分譲地の空きスペースや、後述する住宅展示場として建設されるケースが多いです。
住宅展示場とは、多くの不動産会社等の宣伝用住宅(モデルハウス)がまとめて建設されている「場所」を言います。「住宅公園」や「ハウジングセンター」などと呼ばれる場所も、通常は住宅展示場を指します。
住宅展示場に建てられている家は宣伝用のモデルハウスなので、その家自体は購入できない点においてオープンハウスとは異なります。
住宅展示場内にあるモデルハウスには、それぞれのモデルハウスを運営する不動産会社等の社員が常駐。来訪した方に対し、住宅の説明や販促活動を行っています。
来訪者としては、同じ敷地内で複数の不動産会社等の住宅を比較できる点がメリットと言えるでしょう。
まずは建物の外観をチェックします。外観が世帯の好みに合っていなければ、いかに内部の設備が充実していたとしても購入意欲は薄れてしまうからです。
外観に問題がなければ、リビングやキッチン、付帯する各種設備を確認。収納、日照条件、駐車場等の有無や台数などを確認しましょう。
家族の主要な空間となるリビングについては、お好みの家具等を設置したイメージを浮かべながら広さや形状などをチェックします。
建物から最寄駅までの距離や移動手段、最寄駅から勤務先・学校までの所要時間や乗換回数、電車やバスの運行頻度や始発・終電の運行時間など、アクセスは要チェックです。
勤務先・学校などとは異なりますが、ターミナル駅(東京なら新宿、渋谷、池袋、東京など)までのアクセス状況も確認しておくといいでしょう。
スーパーやドラッグストア、コンビニなど、日常的に利用する可能性が高い店舗の有無やアクセスなどもチェックしましょう。世帯の状況により、病院や幼稚園・保育園、銀行、郵便局、公園なども確認しておきます。
また、周辺環境の治安を確認するため、あえて夜にオープンハウスの周辺を歩いてみることもおすすめです。
不動産会社の中にはオープンハウスの見学に予約が必要な場合もありますが、多くの場合、予約不要で気軽に見学できる点がオープンハウスの魅力。不動産会社等の情報をこまめにチェックし、気になる物件があれば積極的に訪問してみましょう。